修士1年生の近藤翔麻さんらが実施した「酸化グラフェンナノシートの対カチオンの種類を制御することによって、温度応答性ポリマーを利用することなく温度応答性を示す酸化グラフェンナノシートの作製に成功した」という論文が米国化学会の学術誌「ACS Applied Materials & Interfaces」に掲載され、同誌のSupplementary Coverにも選ばれました。西村先生(信州大学)、仁科先生(岡山大学)との共同研究です。信州大学科学技術振興機構(JST)岡山大学よりプレスリリースも行われました。近藤さん、おめでとうございます!

論文情報:
Countercation engineering of graphene-oxide nanosheets for imparting a thermoresponsive ability
Shoma Kondo, Tomoki Nishimura, Yuta Nishina, and Koki Sano*
ACS Appl. Mater. Interfaces 202315, 37837–37844. [DOI: 10.1021/acsami.3c07820]