修士1年生の小川大輔さんらが実施した「酸化チタンナノシートが水中で周期的に配列した動的フォトニック結晶に対して、磁場中で温度グラジエントを与えることでナノシートの配列を制御でき、反射ピークが分裂した構造色の実現に成功した」という論文がドイツ化学会の学術誌「Angewandte Chemie International Edition」に掲載され、同誌のInside Coverにも選ばれました。理化学研究所の石田先生、荒岡先生、詹博士、王博士、物質・材料研究機構の佐々木先生、坂井先生との共同研究です。信州大学、科学技術振興機構(JST)、理化学研究所よりプレスリリースも行われました。詹さん、小川さん、おめでとうございます!
論文情報:
Reconfigurable photonic crystal reversibly exhibiting single and double structural colors
Yi-Yang Zhan, Daisuke Ogawa, Koki Sano,* Xiang Wang, Fumito Araoka, Nobuyuki Sakai, Takayoshi Sasaki, and Yasuhiro Ishida*
Angew. Chem. Int. Ed. 2023, 62, e202311451. [DOI: 10.1002/anie.202311451]